東洋ビューティサプライの工場紹介
東洋ビューティサプライは1982年、千葉県茂原市にて操業を開始いたしました。キャンパスの設立より約40年。
研究所・品質保証部・工場が連携しながら、お客様の「理想」を形にするためのサポートを、一貫して承っております。
研究所
研究所では主に依頼や要望の内容に合わせて、使用する原料や資材、処方を決めていき、約1000種類の原料をベースにして処方や剤形の製品を試しながら、製品の内容を固めていきます。
「コンセプトは決まっているけど、どんな原料を使っていいかわからない」
「剤形や処方は大まかに決めているけど、品質をさらに高めるためにアドバイスが欲しい」
こういった要望に対し、原料のトレンドや相性をふまえて最適な提案を行える点も、弊社を利用していただく大きなメリットといえます。
品質管理
品質管理課では、製品の安全性と安定性を保証するために、さまざまなアプローチで品質の検査を実施しています。原料や資材の微生物試験や、製品を特定の条件下で保管することにより、品質の安定性を短期間でチェックできる加速試験など、安全な製品作りに欠かせない検査を実施しております。環境検査、バルク検査、工程検査、完成品検査など、製造のスタートからゴールまでの全行程におけるチェックを責任を持ってお引き受けするのが、品質管理課の果たすべき使命です。
また医薬部外品製造の特徴として、有効成分が規定量含まれているかのチェックに時間を要する場合があります。その点、弊社では有効成分の含有量をリアルタイムで測定できる「高速液体クロマトグラフィー」を多数設置して、効率よく生産をすすめられるため、短納期のご要望にも対応可能です。
化粧品製造
工場では漫然と化粧品作りを進めるのではなく、納期・安全・品質といった3つの柱を常に意識しながら業務に取り組んでいます。
まずお客様の求める納期を守るため、機械の組み合わせや生産管理などの計画を緻密に組み立てたうえで、業務にあたっています。
適切な作業環境作りも、大切な業務の一環です。機械の故障による事故や製造ストップなどが発生しては、お客様に多大な迷惑をおかけしてしまうため、機械や部品のメンテナンスは欠かせません。
さらに検査体制は工程ごとに敷いており、安全かつ品質が一定な化粧品を確実にお届けできます。
なお、工場には多種多様な充填機械を保有しております。内容物の剤形や、容器の形状に応じて機械を選択できるため、ご希望に沿った、柔軟な化粧品作りを行える環境が整っております。
健康食品製造
健康食品も化粧品と同じく、納期・安全・品質の3点に重きを置きながら生産に当たっています。
異物混入防止のため、各工程において厳重な検査体制を整えて製造を進めております。安全かつ品質の安定した商品の納品は、大前提といえます。
といっても求められる納期を守るためには、効率的に製造を進めていかなければなりません。
弊社では、多大な労力を要する検査を効率的に行うため自動検査機を設置しております。人の目によるチェックが必要な箇所と、自動検査機によるチェックで対応できる箇所を区分し対応にあたることで、生産効率を高める仕組みがあります。そのため求められる納期が短くとも、ご要望に応えて納品が行えるのです。
